<J2:山形2-3鳥取>◇第22節◇3日◇NDスタ

 山形が21位鳥取に2-3で競り負け、連勝は2で止まった。0-1の前半42分、FW林陵平(26)が昨季の個人チーム最多得点を上回る10点目で追いつくと、3分後にMF伊東俊(25)が決めて逆転。しかし後半、相手の縦への速い攻撃に対応できず、試合をひっくり返された。

 山形にとって、恵みの雨になるはずだった。今季、ピッチ状態が水含みと発表された試合は3勝3分け。6月1日に千葉に快勝した敵地でも、大量の水がまかれていた。FW林が「(芝が)ぬれている方が疲れが少ない」と話すように、ハードワークが求められる山形には、悪くないコンディションだった。

 同じ失敗を繰り返すわけにはいかなかった。昨季も鳥取には17節で5-1と快勝しながら33節は1-2で敗戦。シーズン通しても同一カードで連勝したのは北九州だけで、研究された2度目の対戦に弱さを見せていた。この日も先制を許す展開だったが、42分に林が06年のFWレアンドロ以来、山形では7年ぶり4試合連続ゴールで同点。3分後にはMF伊東が右クロスからダイレクトボレーを決め一気に逆転。

 1試合平均2得点の攻撃陣は火を噴いたが、またしても守備の弱点を露呈した。3点目を取りに行ってミスを連発し、空いたスペースを突かれて2失点。相手の狙い通りのカウンターで沈んだ。次節から長崎、千葉、岡山と続く正念場を前に8位に後退。同じような失点を減らさなければ、上位進出は見えてこない。【鹿野雄太】