J2札幌が9日、沖縄・中城村の吉の浦公園ごさまる陸上競技場でJ1川崎Fと練習試合(45分3本)を行い、1-1で引き分けた。

 新加入MF稲本潤一(35)が古巣相手に、上々の滑り出しとなった。小野とともに1本目の45分に、3バック中央で出場。開始5分にはFW大久保からボールを奪い、ドリブルで持ち上がり左サイドの小野につなぐなど、攻撃的センスでもアピールした。「2週間やってきたことが少しずつ出せた。3バックでのチャレンジ&カバーや動かし方の精度を、これから試合を通じて高めていきたい」と振り返った。バルバリッチ監督も「イナは非常にいいプレーをしていた」と及第点を与えた。

 小野とはチャリティーマッチなどを除けば、日本代表時代の06年6月4日マルタ戦以来、9年ぶりに同チームの選手として出場。「さすがの得点。伸二のところで起点もできて攻撃の1歩にもなれる。それをチームとして理解すれば、おとりにして逆を使うこともできる。楽しみ」とイメージをふくらませた。