フランクフルトの長谷部誠は右サイドバックでフル出場した。

 的確な位置取りからの鋭い読みでピンチの芽を摘むなど、そつのないプレーを見せたが「現代サッカーでサイドバックは起点になることが多い。もう少しクオリティーを上げたい」と満足しなかった。

 チーム事情から守備に重点を置くものの、攻撃へのこだわりは強い。

 それでも自身の役割を自覚し「それを高いレベルでやるのが課されたこと」とチームプレーに撤する姿勢を強調した。