スペイン代表MFイニエスタが、古巣クラブの降格危機をポケットマネーで救った。マルカの電子版が伝えた。スペイン3部アルバセテは、リーグ3位の成績を収めたが選手への給与未払いのため、28日の支払期限に24万ユーロ(約3000万円)が支払われなければ、下部リーグへ降格することが決まっていた。同クラブの筆頭株主でもあるイニエスタが、この24万ユーロを支払った。イニエスタは、このクラブに12歳まで所属し、その後バルセロナの下部組織(カンテラ)に移籍していた。コンフェデ杯で30日のブラジルとの決勝を前に「アウェーの彼らのスタジアムでブラジルに勝つ。これ以上の挑戦はない」と語っている。(山本孔一通信員)