日本代表ハビエル・アギーレ監督(55)が、八百長疑惑により事情聴取を受けることになった。27日付のアス紙によると、スペイン1部サラゴサ(現2部)監督を務めていた11年5月21日リーグ最終節レバンテ戦(2○1)に、八百長疑惑があると反組織犯罪対策検事局が発表した。サラゴサの1部残留がかかっており、ネットカジノで大きな倍率がついたという。ABC紙は、サラゴサ元会長がレバンテ選手へ金銭を渡した可能性もあり、両チームの選手、クラブ役員など33人を事情聴取すると報じた。

 これを受け27日、東京-柏戦を視察した原専務理事は「そういう報道が出ていることは聞いている」とし、情報収集は行っているようだが現地報道以上の情報は入っていないという。また、アジア大会に参加しているU-21日本代表のチームリーダー霜田技術委員長はこの日「聞いたこともないし、こちらは何もしようがない」と話すにとどめた。