18日に開催される全日本実業団対抗女子駅伝に出場する積水化学は31歳の野口英盛監督がチームを再生させた。高橋尚子さん(39)が所属していた頃は全国トップレベルだったが、01年以降は低迷した。それが今季は「チーム全体で14個の自己新が出ています」(野口監督)。その勢いで臨んだ東日本予選はゴール100メートル前までトップを走っての2位。「全国でも先頭の見えるレースをしたい」と意気込む。ダークホース的存在だ。