陸上のIAAF(国際陸連)ワールドチャレンジ第3戦「セイコーゴールデングランプリ陸上2015川崎」(10日、等々力陸上競技場)の前日会見が9日に会場で行われ、最速女王、福島千里(26=北海道ハイテクAC)が、女子400メートルリレーで日本記録(43秒39)の更新を誓った。

 3日の世界リレー選手権(バハマ)では、バトンミスで失格し、記録さえ残せなかった。会見前に行われた練習では、日本チーム5人(出場は4人)でバトン練習を入念に行うなど、リベンジの準備をしっかり整えた。

 6日に帰国したばかりで時差ぼけもあるはずだが「リレーはみんなの目標は日本記録。少しでもいいタイムを出して(8月の)世界選手権(中国)、(15年)五輪につながるように頑張っていきます」。口調は相変わらずおっとりだったが、強い思いを伝えた。