Qちゃんも太鼓判!

 日本陸連の理事会が5日、都内で開かれ、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子さん(41)が新任の理事に就任した。抱負を語るとともに、明日7日開幕の日本選手権(味スタ)への期待にも言及。9秒台が期待される男子100メートルの桐生祥秀(17=京都・洛南高3年)、山県亮太(20=慶大3年)について「いけると思います」と確信を口にした。

 「桐生君と山県君が日本選手権で注目されますが、長く陸上界にいた者として(9秒台は)できるわけないと思っていた」という。思いこみが崩れたのは慶大で山県の練習を見てから。「現場で練習を見て、これはいけるなと。すごさを間近で感じた」という。五輪女王の直感が、果たして当たりますか…。新理事としては「23年間の陸上の経験を生かし頼られる先輩になれれば」と抱負を語った。