日本ラグビー協会の理事会が23日に都内で行われ、16年2月に開幕する世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に参戦する日本チームの強化責任者に日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55、HC)の就任が決まった。ジョーンズHCは「SRへの挑戦は日本ラグビーにとってきわめて重要。選手に国際レベルのラグビー経験を与えたい」と話した。

 現時点での任期は日本代表HCの任期であるW杯終了時までで、選手の招集やコーチなどスタッフ陣の確立を進める。矢部専務理事は「今のHCであり、一番適している。日本代表と並行しても影響はないと本人とも話し合った」と説明した。W杯後の人事については「W杯の結果を見て決める。勝利がすべてではない」とし、ジョーンズHCが続投してSRでも日本チームを率いる可能性があるとした。