女子シングルス1回戦で、中学3年の平野美宇(15=エリートアカデミー)が、マニカー・バトラー(インド)に逆転勝ちした。

 第1ゲームこそ奪われたが、第2ゲームから4ゲームを連取し、4-1で女子ダブルスに続く初戦突破を果たした。試合途中からは「サーッ」の声を連発し、会場の注目も集めた。平野美は「(第1ゲームの)出だしで2-6とかになって、最初が悪すぎた。(サーッの)声は意識して出すと恥ずかしいタイプ。自然と出ている感じ。負けたくないと思うと自然と出てくる」と、笑顔の中にホッとした表情も織り交ぜながら話した。