ソチ冬季五輪金メダリスト羽生結弦(21=ANA)が102・63点で首位発進し4連覇へ大きく前進した。

 26日のフリー滑走順も決まり羽生は最終24番。宇野は20番、無良は19番、村上は23番、小塚は22番となった。

 11月のNHK杯、今月のGPファイナルと続けてSP、フリー、合計の世界歴代最高得点を塗り替えた「絶対王者」。冒頭の4回転サルコーで転倒も、以降はしっかり持ち直した。

 -演技を振り返って

 羽生 (最初に転倒して)悔しい思いでいっぱいですけれど、点数は点数で非常に高い評価をいただいたと思っていますし、まだまだ、もっとできるだろう、と言われているような感じもあったので、しっかり反省点を洗い出していきたいと思います。

 -冒頭の4回転サルコー、今日の練習を見ても苦労が感じられた。連戦の疲労は

 羽生 僕の中ではそういうものは感じないです。いつも連戦の中で、どんな環境でもノーミス、いい演技ができるということを目標にやってきている。その目標を達成できなかったかな、とは思っています。

 -フリーにはどんな心境で

 羽生 いい演技ができるようにとにかく集中して頑張っていきたいです。