リオデジャネイロ五輪の世界最終予選(3月・オランダ)を控える水球女子の日本代表が5日、千葉県八千代市の秀明大水球プールで練習を報道陣に公開し、加藤英雄監督は「めちゃくちゃ厳しいが、(五輪の)可能性はゼロではない。できる限りのことをやる」と決意を口にした。

 昨年12月のアジア選手権で男子は32年ぶりの五輪出場を決めたが、女子は切符を逃した。年が明けてからは競泳やシンクロナイズドスイミングの元選手に泳ぎ方や立ち泳ぎの助言を仰ぎ、基礎から見直しているという。大声を張り上げて指導した加藤監督は「今までと同じことをしていたら勝てない」と語った。