第2の五郎丸が代表デビューする。日本ラグビー協会は28日、昨秋のW杯イングランド大会以来の日本代表戦となるアジア選手権第1戦韓国戦(30日、ニッパツ)のメンバーを発表。

 海外所属やサンウルブズの主力は不在ながら、東海大3年のFB野口竜司(20)が初代表で「背番号15」を引き継いだ。大学生の15番は、05年5月に代表3戦目で初めて背負った五郎丸以来。野口は「すごく重みがあるが、光栄」と話した。177センチ、80キロとFBとしては小柄。サイズやキック力では及ばないが「ステップでは負けない。五郎丸さんに、そこで勝負したい」。中竹ヘッドコーチ代行も「第2の五郎丸になれる高いレベル」と太鼓判を押した。