中国の電子商取引最大手アリババグループの「アリババスポーツ」は26日、中国国内で10年以内に1億ドル(約100億円)を投資して15人制ラグビーのプロリーグを発足する計画を発表した。7人制の育成にも力を入れる。同社はラグビーの国際統括団体、ワールドラグビーと4月に市場開拓などで契約を結んでいる。

 同社などによると、5年以内に7人制などの国際試合を国内で開催。テレビ放送などを通じて認知度を高め、中国全土の大学や高校などで選手やコーチなど愛好者を100万人に増やす計画だ。

 中国でラグビーはマイナーな競技で、同国メディアなどによるとラグビー協会の登録選手はわずか約1300人にすぎず、プロ発足までの課題は多そうだ。