フィギュアスケート女子の宮原知子(18=関大)が、2週連続の試合出場に意欲を見せた。27日、札幌市内でNHK杯のエキシビションに参加。GPファイナル(12月8日開幕、フランス・マルセイユ)出場を決めた前夜の2位を「苦しい試合ではあったが、ほっとしている」と振り返った。

 来年2月は4大陸選手権(同15日開幕、韓国・江陵)と冬季札幌アジア大会のフィギュアスケート(同23日開幕)が行われる。練習の虫で豊富なスタミナが武器の宮原は「ぜひ出たい。どんどんチャレンジしていきたい」と、過密日程も気にせず、やる気十分だ。

 試合で緊張しすぎる癖を直すため、場数を踏むことに意味がある。日本女子のGPファイナル出場を「16季連続」とした18歳は「ひと皮むけたか」と質問されて「ちょっとだけ、むけつつある」と照れていた。