ラグビーの関東大学対抗戦6連覇を果たした帝京大が、全勝優勝で大学選手権V8への足場を固める。今日3日の筑波大との最終戦(東京・秩父宮)に向け、2日は都内で最後の調整を行った。昨季は同じ状況で17-20で敗れ、勝ち数で並んだ明大と優勝を分け合った。

 練習前のミーティングでは、亀井主将が「自分たちの強みを生かして、リベンジしよう」と引き締めた。7連覇中の大学選手権は5年ぶりにトーナメント制となる。負けの許されないシーズン終盤に向け、ポイントゲッターのWTB竹山は「上に行くためにも、しっかり去年の悔しさを晴らしたい」と熱く語った。