体操女子の12年ロンドン五輪代表で20年東京五輪・パラリンピック組織委員会理事を務めている田中理恵さん(29)が3日、公式ブログを更新し、結婚したことを報告した。

 田中さんは「新年、明けましておめでとうございます。」と題し、「新年、明けましておめでとうございます。

突然で大変恐縮ですが、この度、入籍をしました事をご報告させて頂きます。

いつもお世話になっている皆さまに、SNSでのご報告となってしまい、申し訳ございません。

まだまだ未熟な私ですが、昨年以上にお仕事も頑張って参りますので、プライベートも暖かく見守って頂ければ幸いです。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

田中理恵」とつづった。

 田中さんは1日に婚姻届を出したことが明らかになっていた。相手は芸能界やスポーツ界の著名人ではないという。

 田中さんは和歌山県出身。6歳で体操を始めた。和歌山北高時代は無名だったが、日体大に進学し、女性選手としては珍しく大学院に残って競技を続けて才能が開花した。10年世界選手権では日本女子初のエレガンス賞に輝いた。12年ロンドン五輪では、兄の和仁氏、弟の佑典(コナミスポーツ)と体操で日本初となる3きょうだいでの出場を果たし、団体で8位入賞、個人で16位の成績を収めた。13年に現役引退を表明してからは体操の普及や後進の指導に力を入れ、日体大助教やスポーツキャスターとしても活躍している。