新潟が横浜に74-72で逆転勝ちし、中地区3位に浮上した。10点ビハインドで迎えた最終Qに底力を発揮。爆発的な攻撃力で、このQだけで30得点を奪い、シーソーゲームを制した。

 庄司和広ヘッドコーチ(42)は「今年初のホームゲーム。絶対に勝たなければならないと思っていました」と10点差を追う第4Qに、声援にも押されて猛アタックを開始した。54-62の残り6分43秒から約4分にわたって横浜に得点を許さず、その間に再逆転。残り8秒で72-72の同点にされるも、タイムアウトで呼吸を整え、残り1秒でダバンテ・ガードナー(25)が決勝「サヨナラ」のジャンプショットを決めた。

 チャンピオンシップトーナメントも視界に入った。各地区の上位2チームと、3位以下から勝率上位2チームがワイルドカードで進出でき、新潟は現時点で圏内の大阪に0・5ゲーム差と迫った。