フィギュアスケート世界ジュニア選手権の女子フリーに臨む日本代表3選手が18日、会場の台北アリーナで午前練習を行った。

 前日17日のショートプログラムで2位につけ、日本人初の2連覇を狙う本田真凜(15=大阪・関大中)は今大会のテーマに掲げるステップを念入りに確認した。途中、右足を気にする仕草を見せたが、見守った小林芳子フィギュア強化部長は「大丈夫ですよ」と不安を払しょくした。

 SP3位の坂本花織(16=神戸FSC)、SP5位の白岩優奈(15=関大KFSC)も順調な調整ぶりを披露。SP1位で日本勢のライバルとなるアリーナ・ザギトワ(14=ロシア)も落ち着いた表情で、確認作業を繰り返した。

 18日に行われるフリーは、日本勢3人が最終グループで演技する。白岩は日本時間午後8時4分~12分、本田は同8時20分~27分、ザギトワが同8時27分~35分。最終24番滑走の坂本が同8時35分~43分となっている。SP1位のザギトワは70・58点。68・35点で同2位の本田が2・23点差を追う。