卓球女子の石川佳純(24=全農)が「修造魂」で世界のメダルを狙う。

 卓球の日本代表は23日、世界選手権個人戦(29日開幕、ドイツ・デュッセルドルフ)出場のため成田空港から出発。石川はラケットケースに松岡修造氏のシールを張って、出陣した。

 出発前夜、準備をしているとき、部屋にある松岡修造氏の「やればできる」のシールを見つけた。「試合行く前、最後に修造さんから元気をもらいたい」。もともと、前向きなポジティブ思考には共鳴する。世界選手権の厳しい戦いでは、松岡氏のシールが支えの1つになる。

 世界選手権ではシングルス、平野美宇(17)と組むダブルス、吉村真晴(23)と混合ダブルスの3種目に出場。全種目メダル獲得が目標だ。