東地区5位のレバンガ北海道が、同首位のアルバルク東京を下し、連敗を3で止めた。

 この日、13季目で国内リーグ通算500試合連続出場を達成した元日本代表の桜井良太(34)が、第3クオーター(Q)終了のブザーと同時に3点シュートを放り込むなど、効果的に加点。4Qには松島良豪(25)の通算500点目のシュートも飛び出し、3季前から続くA東京に対する連敗が、15でストップした。

 05年にA東京の前身・トヨタ自動車でデビューした桜井は「古巣から節目の試合で勝てたのはうれしい」と、左肩や左わき腹の痛みを忘れたように、顔をほころばせた。07年にともに北海道へ移り住んだ折茂武彦選手兼社長(47)も「激しいプレースタイルでいながら、10年以上も試合に出続けるのはすごいこと」と絶賛した。松島は「桜井さんとダブルで500を決める作戦でした」と胸を張っていた。