日本オリンピック委員会(JOC)の遅塚研一専務理事は3日、強化費配分基準の競技団体ランクに関し、北京五輪で4位と惨敗した野球については「むしろ罰金を取りたいぐらいだ」と述べ、半分冗談めかしながらも厳しい姿勢を強調した。

 野球は上から2番目のAから最低のDへ降格。同専務理事は「五輪競技に入る可能性のある競技はすべて横一線」と公平性を示したが、JOC自主財源で救済の考えも示唆したソフトボールとは対照的だった。