日体大陸上部の男子部員が合宿所で起こした大麻事件を受け、関東学生陸上競技連盟は13日、東京都内で開いた特別審査委員会で処分を検討したが、結論は出なかった。

 日体大が陸上部の全部員を対象に4月末まで活動を自粛する方針を決めたのに対し、関東学連の青葉昌幸会長らは活動自粛方針が甘いとして厳しい処分を科す意向を示していた。だが、日体大からまだ正式な文書での自粛報告が届いていないこともあり、同学連ではそれを待って再度、委員会を開き検討することにした。