箱根駅伝で17年ぶりの総合優勝を目指す早大は22日、埼玉・所沢キャンパスで報道各社の取材に対応した。すでに登録メンバーは16人に絞られており、29日に区間エントリーが発表される。前回4区区間新の三田、1万メートル28分台の中山がメンバー落ちするなど、渡辺監督は厳しい目で選手選考を行ってきた。

 「大八木監督(駒大)や川崎監督(中央学院大)に比べると、僕は仏の監督と思われている。鬼ではないけど、仏からは脱したと思う」と話した。前回は総合2位で、優勝まではあと1歩。区間配置は明言しなかったが「もうばっちり。これで駄目なら後悔しない。この区間配置で優勝を狙います」と強気に言った。