バスケットボール女子の日本代表は26日、長崎市内でロンドン五輪アジア予選兼アジア選手権の準決勝中国戦(27日)へ向けて非公開で約1時間の調整を行った。25日の1次リーグ中国戦は53-76と完敗。中川文一監督(63)は「明日は足でかき回し、フルコートを使って戦う。スタミナは消耗するだろうけど、メンバーの交代で補えると思うので」と話した。

 右太もも痛のため24日のインド戦から2試合連続で欠場したPG吉田亜沙美(23=JX)も復帰予定。この日フルメニューをこなした吉田は「どうしても五輪に行きたいし、気持ちが強い方が勝つ。守備も積極的に、前から攻めて。明日はある意味開き直って、好きなようにしたい」と気合を込めていた。