<トライアスロン:2011世界選手権シリーズ横浜大会>◇19日◇横浜・山下公園ほか◇51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)

 男子で10位に入った細田雄一(26=グリーンタワー・稲毛インター)は「本当は表彰台を狙っていたので残念。でも、いいレースができたと思う」と笑顔をみせた。1周5キロのバイクコースでは7周目まで集団の後方にいたが、最後の周回で順位を上げ、続くランの序盤ではトップに立った。「声援にも押されて前に出ました。先頭を走るのは気持ちいいですね」。ランで順位を落として世界の力を痛感したが、田山寛豪が09年の横浜大会で記録した13位を上回る世界選手権シリーズ日本人最高成績。「世界と最後まで競り合えたのは自信になった。スピードでは負けないと思うので、来年に向けて持久力をつけたい」と話していた。