日本オリンピック委員会(JOC)の市原則之専務理事は30日、2020年夏季五輪の東京招致委員会で諮問機関として10月末までに設置される「評議会」のメンバーについて、首相や経団連会長に就任要請する方針を明らかにした。

 政財界の要人を集め、招致委の理事会に助言を請う評議会の会長は東京都の石原慎太郎知事が就き、副会長には森喜朗元首相も加わる予定。市原専務理事は「最高顧問や特別顧問には首相や大臣クラスに就任してもらい、オールジャパンの態勢を築きたい」と述べた。