柔道の世界無差別級選手権(29、30日・チュメニ=ロシア)に出場する鈴木桂治(国士舘大教)ら男子4選手、杉本美香(コマツ)ら女子3選手が24日、成田空港から出発した。チームは経由地のモスクワで1泊後、開催地のチュメニに入る。

 古傷の左肘痛が再発した31歳のベテラン、鈴木は「炎症さえ治まればいい。気持ちだけは前向きにして頑張る」と力強い口調。昨年の世界選手権では78キロ超級と無差別級の2冠に輝いた杉本は「これから精神面を高ぶらせ、試合に向かっていく」と気合をにじませた。

 大会は29日に女子、30日に男子が行われる。