フィギュアスケートの全日本選手権は23日、世界選手権(来年3月・ニース=フランス)の代表選考会を兼ねて大阪なみはやドームで開幕する。22日は会場で練習があり、女子は9日に母親が死去する不幸があった浅田真央(中京大)が村上佳菜子(愛知・中京大中京高)らとともに最後の調整に入った。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で着氷が乱れたが、まずまずの仕上がり。初優勝を狙う鈴木明子(邦和スポーツランド)は2連続3回転ジャンプなどを確認した。

 男子は23日、女子は24日にショートプログラム(SP)を実施する。男子は小塚が第4組の19番、最終第5組の高橋は25番、羽生は最終29番で登場する。

 24日の女子で浅田は27番、鈴木は最終29番でともに最終組に入った。村上は一つ前の組で20番。