<柔道:グランプリ大会>◇初日◇18日◇ドイツ・デュッセルドルフ

 男子66キロ級で五輪を目指す世界ランク6位の森下純平(筑波大)は、アリム・ガダノフ(ロシア)との準決勝で指導を2度受け、自滅する形で敗北。「調子が良かっただけに勝てなくて残念。どこかに甘さがあった」とうなだれた。

 代表争いでは海老沼匡(明大)にリードされている。今回優勝すれば五分五分になる可能性もあったが、アピールできずに「(最終選考大会の)選抜で勝って選ばれることを信じたい。絶対に勝つことだけを考えてやっていきたい」と声を振り絞った。