6月の世界最終予選(トルコ)でロンドン五輪出場を目指すバスケットボールの女子日本代表は14日、都内で候補選手20名を集めてミーティングを行った。内海知秀監督(53)は「日の丸の誇り、五輪切符をとるための粘り強さであったりを、選手1人1人の思いを確認しながら、心構えを中心に話をしました」と説明した。この日はミーティングのみで解散し、再合流は4月1日で、同23日からは米国遠征を行う。

 次回までに、選手には最終予選で対戦するトルコ、プエルトリコなどのDVDも渡し、頭の中で対策を練るように課したという。同監督は「体は小さくても当たりが強くないと世界には通用しない。チーム内で争いをさせながら最終的なメンバーを選びたい」と抱負を述べた。日本はグループステージでトルコ、プエルトリコと同組。12カ国が出場し、5カ国に五輪出場権が与えられる。