柔道ロンドン五輪最終選考会を兼ねる全日本選抜体重別(12、13日・福岡国際センター)を控え、有力選手の会見が11日、福岡市内で行われた。

 激戦が予想される階級を中心に8選手が登場。女子48キロ級の浅見八瑠奈(24=コマツ)が「初優勝を目指して、精いっぱい頑張りたい」と言えば、福見友子(26=了徳寺学園職)は「自分らしい柔道で、五輪出場という夢をつかみたい」と話した。

 同52キロ級の中村美里(23=三井住友海上)は「自分の力を出し切れば、結果はついてくる」。西田優香(26=了徳寺学園職)は「五輪のことは考えず、まず優勝を」と話した。

 男子73キロ級は現世界王者の中矢力(22=ALSOK)が「厳しい大会になるが、優勝を目指して頑張る」と言い、前世界王者の秋本啓之(26=了徳寺学園職)は「先に攻める柔道で、悔いのない試合をしたい」と話していた。