セネガル人留学生に年齢詐称があったとして2004年の全国高校総体バスケットボール男子優勝などの成績を抹消された福岡第一高と当時の留学生が、年齢詐称はなかったとして、全国高等学校体育連盟(全国高体連)に謝罪広告と損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが17日、分かった。全国高体連は争う姿勢。

 全国高体連はセネガル政府から入手した文書を根拠に、虚偽の生年月日によるパスポートが作られ、年齢制限に違反して大会に出場したと判断した。