ラグビー・トップリーグのサントリーは21日、都内で昨季2冠(トップリーグ、日本選手権)の祝勝会を開き、招待客約1000人が来場した。大久保直弥新監督は「今季のテーマは『ハングリー』」と宣言。その理由を、昨季の偉業に満足せず、「それを超えなきゃいけない。そのためには1人1人が昨季の自分を超えないと。その意味を込めました」と話した。

 来場者から、2冠に導いたエディー・ジョーンズ前監督が指導した攻撃的ラグビーを「見ていて面白い」と何度も言われたそうで、その方向性を継続する意向をより固くした。新主将のロック真壁伸弥も「また2冠を取れれば、10年後、20年後も同じスタイルでやっているはず」と話した。

 現日本代表ヘッドコーチのジョーンズ氏は、「(世界ランク14位の日本代表は)世界のトップ10に入るのが目標。やることはサントリーと同じ。高いフィットネスとスキル」とあいさつしていた。