日本ラグビー協会は23日、パシフィック・ネーションズ杯(6月5日開幕)の日本代表メンバー32人を発表した。初選出はプロップ長野正和(25=ヤマハ発動機)とNO8ヘンドリック・ツイ(24=パナソニック)。長野はスクラムでの強さを認められ、ツイはパワーと突破力が魅力だ。32人のうち、外国出身選手はNO8マイケル・リーチとツイの2人だけとなる。

 主将はWTB広瀬俊朗(30=東芝)。5月5日のアジア5カ国対抗UAE戦で日本代表として最年少キャップを獲得し、6トライを決めた18歳のWTB藤田慶和も引き続き選ばれた。

 パシフィック・ネーションズ杯で、現在世界ランク14位の日本は6月5日に瑞穗で同16位のフィジー、同10日に秩父宮で同9位のトンガ、同17日に秩父宮で同10位のサモアと対戦する。