バスケットボール男子のbjリーグは8日、経営難で一般社団法人が運営していた大分が、新たに設立する運営会社に引き継がれることになり、来季からのリーグ参入を承認したと発表した。

 新運営会社の名称は「バスケで」。事務所を別府市から大分市に移して、5月1日から業務を引き継ぐ。代表取締役に大分県バスケットボール協会の安部省祐会長が就く。

 記者会見した安部会長は「大分からプロバスケットボールの火を消してはならない。『バスケで』という名称にはバスケットを通じていろいろなことをやっていくという意味を込めた」と語った。

 大分は、昨年12月に運営していた「大分ヒート」が経営悪化を理由にリーグを退会し、一般社団法人が今シーズン終了まで運営を引き継いでいた。