<フィギュアスケート:全日本選手権>◇第2日◇27日◇長野市ビッグハット
男子フリーが行われ、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が、圧巻の演技で、07年の高橋大輔以来の大会3連覇を飾った。
ショートプログラム(SP)1位からのフリー、最初の4回転サルコーで転倒したものの、残りのジャンプをほぼ完璧に決め192・50点。合計286・86点で2位以下を30点以上も引き離すぶっちぎり優勝だった。
ジュニアグランプリ(GP)ファイナルを制した17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は、会心の演技を見せ、251・28点で2位。
小塚崇彦(トヨタ自動車)は、フリーでSP6位から巻き返し、245・68点で3位に入った。
初優勝を狙った町田樹(関大)は、序盤のジャンプミスが響き、242・61点で、SP2位から総合で4位に後退した。
無良崇人(HIROTA)は、236・40点で5位だった。
11月のNHK杯で優勝した村上大介(陽進堂)は202・08点で7位だった。
28日は女子フリーが行われ、同日、優勝者を含む男女各3人の世界選手権(来年3月・上海)代表が発表される。<男子の総合順位>(1)羽生結弦
286・86点(2)宇野昌磨
251・28点(3)小塚崇彦
245・68点(4)町田樹
242・61点(5)無良崇人
236・40点