日本卓球協会は5日、過激派「イスラム国」による邦人人質事件を受け、2月に中東で開催されるクウェート・オープンとカタール・オープンへの選手派遣を中止すると発表した。

 女子は1月の全日本選手権でシングルスなど3冠を達成した石川佳純(全農)や福原愛(ANA)、男子は水谷隼(ビーコン・ラボ)ら計33人が出場予定だった。

 両大会とも国際卓球連盟が認定するワールドツアーで、クウェート・オープンは11日からクウェート市、カタール・オープンは17日からドーハで開催される。