陸上男子400メートル障害の為末大(30=APF)が、「ボルト詣で」を競技生活の刺激にする。2日、都内でテレビ番組の発表会に出席。来年は米国か英国を拠点にすることを決めており「定期的に世界のトップを見に行く。ボルトを見たり、金メダリストを見に行ったりしたい。そういうところを拠点にしたい」と話した。米テキサス州ダラスにある96年アトランタ五輪短距離2冠のマイケル・ジョンソン氏のグラウンドも候補の1つ。海外を拠点にすれば、米国やジャマイカにも移動しやすい。「ロンドン五輪まで世界大会が3つある。どれか1つ、決勝でメダルを取るレースをしたい」。3日から、本格練習を再開する。