<国際千葉駅伝>◇23日◇千葉県総合スポーツセンター陸上競技場発着◇6区間42・195キロ

 日本が2時間5分58秒で2年ぶりに王座を奪還。4区を区間タイ記録で走った赤羽有紀子(30)が最優秀選手に選ばれた。

 ベルリン世界選手権以降、相次ぐ故障などで低調だったママさんランナー赤羽が、区間タイ記録の5キロ15分34秒で復活した。この日のテーマはスピード。「最近は練習不足や距離の不安から抑えて入っていたけど、今日は何も考えずに走ったら気持ち良かった」と笑顔が絶えなかった。「おまけにMVPまでついてきた」と上機嫌で、12月の全日本実業団女子駅伝、来年1月の大阪国際女子マラソンに向けて弾みをつけた。