柔道アテネ五輪100キロ超級金メダリストの鈴木桂治(国士舘大教)が「なでしこ」の執念を見習う。8月の世界選手権(パリ)へ向けた男子日本代表合宿が27日、東広島市内で公開され、鈴木は「31歳の選手が、どれだけできるかを見せつけないといけない」と気合を込めた。小学校ではサッカーもやっていたというだけに女子サッカーW杯決勝もテレビ観戦。「100%あきらめない戦いだった。点を取った米国が守りに入ったのもマネしちゃいけないこと」と、米国も反面教師にする。世界選手権前恒例の「祈願」も来週に高尾山へ行く予定で「意地を持って戦い抜くだけ」と大粒の汗を流していた。合宿は30日まで行われる。