大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の弟子である幕内垣添(大分県出身、武蔵川部屋)が野球賭博に関与していたことが22日、協会関係者の話で分かった。武蔵川部屋では元大関の幕内雅山に続き、2人目の野球賭博関与が判明した。
垣添は日体大4年の時に学生横綱となった31歳。気迫のある相撲で小結を1場所務めている。
また幕内嘉風(大分県出身、尾車部屋)と十両春日錦(千葉県出身、春日野部屋)が同協会に野球賭博関与を認める上申書を提出していたことも協会関係者の話で明らかになった。
28歳の嘉風は、野球賭博問題の対応で主導的な役割を果たしている協会執行部に所属する尾車親方(元大関琴風)の弟子。日体大3年でアマチュア横綱に輝き、三役経験こそないが、激しい突き、押しで敢闘賞を1度受賞している。これで十両以上の力士で判明した野球賭博関与者は大関琴光喜ら12人となった。
また、協会理事の陸奥生活指導部長(元大関霧島)がゴルフの賭け事だけではなく、花札の賭博にかかわっていたことを認めた。ともに賭け金は1000円から2000円程度といい、仲間内で行ったと主張した。協会理事の賭博関与が分かっているのは現在、陸奥親方だけ。


