日本相撲協会は30日の理事会で、暴力団等排除対策委員会の事務局を10月1日付で国技館内に設置することを決めた。事務局は3人体制で、職員1人が常駐し、2人の警察OBが非常勤で詰める。反社会的勢力との関係についての相談を受けたり、関係遮断を支援する。また、現役引退後に就職を希望する力士を対象とした自立・就職支援相談室の設置も承認した。運営は外部の企業に委託し、年3回の東京開催場所直後に2日間開設。就職の相談や講習会、職業体験などで就職率と定着率の向上を目指す。来年1月の初場所後からスタートする。