日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)、出羽海事業部長(元関脇鷲羽山)らは26日、東京・中央区のホテルで行われた「維持員との集い」に出席した。東京地区の有力後援者である維持員約100人を前に、5月の夏場所が通常開催できず「技量審査場所」になったことを謝罪。放駒理事長は「おわびをして、理由を説明した。今回の問題で、まだ調査が完璧に終わっていないということ。それによって通常開催できなかった」と説明した。維持員の中核をなす「溜会」の木村本治会長は「相撲愛好家として協会を理解し、再生に向かって頑張っているので、協力してあげたい」と話した。