ことし1月の大相撲初場所で引退した元関脇栃乃洋の竹縄親方(38=本名・後藤泰一、石川県出身、春日野部屋)の引退、年寄「竹縄」襲名披露大相撲が29日、東京・両国国技館で行われ、新横綱日馬富士(28=伊勢ケ浜)が初めて国技館の本土俵で土俵入りを披露した。

 新横綱として初めて国技館の本土俵に立った日馬富士は「温かい拍手があってよかった。緊張しました」と頬を緩ませた。同じ不知火型土俵入りの横綱白鵬(27=宮城野)との取組は寄り切りで制した。

 15場所続いた一人横綱が九州場所で解消されることに白鵬は「気持ちいいものですね。少し変な感じもありますけど」と新横綱誕生を喜んだ。