北中城(きたなかぐすく)が開幕戦を制し、2年ぶりに初戦を突破した。

 初回に2点を先制した後、その裏に3点を失い、逆転されたが、4回に2番呉屋龍馬外野手(3年)の2点適時打となる中越え三塁打などで再び逆転に成功。16安打を放ち、そのまま逃げ切った。大城勝也監督(50)は「16安打は出来すぎ。勝ってホッとしました」とひと安心。決勝打の呉屋は「初回にバントを失敗していたので、借りを返したかった。打ててよかった」と、開幕戦勝利を喜んだ。