日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 霞ケ浦(茨城)・綾部翔(かける)投手(3年)が緩急自在に三振の山を築く。最速145キロの直球と「巨人の杉内を意識している」というチェンジアップとのコンビネーションで、今春の県南大会代表決定戦(対牛久)では14奪三振をマークした。夏は過去5度決勝ではね返されており、「今年は必ず甲子園に行く」とエース右腕は力強く話していた。