マレーシア人の両親を持ち、マレーシア生まれのムハマド・ハリズ内野手(3年)が主将を務める船橋法典が、開幕カードで敗れた。

 母メガワティさん(41)がマレーシアから来日し、この日は球場にも駆けつけたが、3打数無安打に終わった。「野球をやめたいと思った時には、母が支えてくれた。母のためにも勝ちたかった」と涙を流した。

 4歳の時に来日したため、マレー語は得意ではない。それでも、日本語に加え、アラビア語も話すことができ、今は英語を勉強中。将来は海外で日本語の先生を目指している。「日本で野球に出会って良かった。野球が盛んでない国でも、野球の素晴らしさを伝えたい」と涙をぬぐって、前を向いた。