青森商のエース浪岡千昌(かずま=3年)が五所川原商に9安打3失点で完投勝利。3回戦進出を決めた。今春は股関節痛で登板がなく、この日が今年初の公式戦。7回に相手に逆転を許したが、味方が終盤再逆転。守りも無失策でエースをもり立てた。
186センチ右腕の浪岡は、青森商OBで元同校監督の浪岡高・浪岡鋭治監督(53)の長男。春の地区予選では父子が対決し、一塁を守っていた浪岡のエラーで青森商が敗れた。息子の夏の初戦の前日(12日)、父から「初回をしっかり抑えろ」とアドバイスを受け、その通り3人で仕留めた。
五所川原商は昨秋県ベスト4の強豪。「緊張した。本調子ではなかったけど、悪いなりにしっかり投げることができた」と浪岡。同じ時間帯、八戸会場で父が率いる浪岡高は弘前中央に敗れた。青森商の浪岡が父の分、浪岡高の分も勝ち上がる決意だ。【北村宏平】

