春の県大会王者鶴崎工が延長の末、日本文理大付を下し、初戦を突破した。

 9回裏に3-3の同点に追いつき、延長戦に持ち込むと、延長11回、房崎亘祐内野手(3年)が1死一塁から左翼線へのサヨナラ適時二塁打。春の九州大会で糸満(沖縄)との初戦前日に急性胃腸炎にかかり、試合に出場できず敗退した悔しさをぶつけた。「夏に借りを返したかった。投手陣がずっと頑張ってくれていたので、まだ終われないと思った」と、苦戦の末の3回戦進出に胸をなで下ろした。